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そもそもセーフティネット住宅って何?
まずはセーフティネット住宅とは何かについて説明するぜ!
簡単にいうと、低額所得者や高齢者、障害者など、民間の賃貸住宅を借りるのが大変な人たちのための住宅制度なんだ!
予め貸す側が「住宅セーフティネット制度」に基づいて登録している住宅だから、入居は拒まれないというのがまず大きなポイントだね。
ちょっと難しく書くけど、住宅セーフティネット制度は3つの大きな柱から成り立っているんだ。
- 住宅確保要配慮者の入居を拒まない賃貸住宅の登録制度
- 専用住宅にするための改修、入居に向けた経済的支援
- 住宅確保要配慮者と建物のマッチング・入居支援の枠組み
引用元:住宅:新たな住宅セーフティネット制度について – 国土交通省
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000055.html
まあ、分かり易くいうと、
専用住宅として登録した賃貸人には、バリアフリー化など住宅改修費用の補助制度や相談窓口が設けられていること。
借りる人には住宅の確保ができる、また条件が整えば、家賃の補助が受けられたり、生活相談や見守りなどのサポートが受けられるっていうものだな!
入居条件ってあるの??
もちろん入居には条件があるんだ。
先に説明した「住宅確保要配慮者」であることが条件なんだ。
<低額所得者>
公営住宅法に定める算定方法による月収(政令月収)が15万8千円以下の世帯。
<高齢者>
年齢定義はなく、住宅ごとに下限年齢が設定されている。
入居者が要介護者となった場合は、地域包括支援センターや居住支援法人などへ相談し、適切な介護サービスを導入できる。
<障害者>
障害者基本法に規定する障害者が対象。
<子育て世帯>
18歳未満の子供がいる世帯。ただし18歳となった子どもが年度末に至るまでの間も子育て世帯として扱われる。
<被災者>
災害の発生から3年以内で、災害によって住宅が損壊し住める状態ではない方が該当。ただし、特に大規模な災害の場合は、3年以上経過している場合でも対象になる。
<外国人、その他>
条約や他法令に居住の確保に関する規定のある者で、外国人のほか、中国残留邦人、児童虐待被害者、ハンセン病療養所入所者、DV被害者、拉致被害者、 犯罪被害者、矯正施設退所者、生活困窮者などが該当。
自治体の計画によって、対象が拡大されている場合もあるから利用する場合は必ず一度各自治体に確認した方がいいぜ!
セーフティネット住宅にはデメリットはあるの?
当然ながらデメリットはあるよ。
メリットに関しては先でも説明したものだけど、改めてまとめるから見てくれ!
・住宅は耐震性があり、居住面積などは国土交通省が定める基準を満たしている
・連帯保証人を立てられない場合、国に登録している適正な業者から家賃債務保証のサービスが受けられる
・家賃や保証料の減免や補助が受けられる場合がある
・都道府県が指定する居住支援法人から入居、生活、見守りサービスなどのサポートが受けられる
・物件の築年数が古い、居室面積が狭い、駅から遠いなど、条件に見合わないこともある
・キッチンやバス、トイレが共用の場合がある
こうしてみると、物件の条件面で希望に合う所が見つかれば、住宅確保要配慮者にとっては嬉しい制度であることが分かるね!
物件はセーフティネット住宅の検索サイトがあるから探してみてくれ!
セーフティネット住宅情報提供システム
マモバイザーの横浜市セーフティネット住宅専用見守りプランとは
さてさて、セーフティネット住宅制度自体の説明が長くなって、読者のみんなも疲れていると思うけど、やっとここからが本題なんだ。もう少し付き合ってくれ!
僕たちマモバイザーは横浜市のセーフティネット住宅における居住支援法人として見守り事業者登録をしたんだ!
その専用プランとは、
IoT機器のセンサーを使った単身高齢者の生活リズムの把握、1日1回のチェックと、ご家族や管理者へ通知・連絡する見守りプランなんだ!
設置機器と設置例
もう少し具体的に機器についてと、見守りの仕組みについて説明するよ。
設置するのは、
人感センサー
温度センサが内蔵されていて、12mの範囲で動体を検知できる機器。
単三電池2本で約2年動作。
ドアセンサー
同様に温度センサが内蔵されていて、扉の開閉を検知する機器。
単三電池1本で約2年動作。
の二つで、もう一つコントロールパネルという、各機器の信号を受け取ってアプリに送信する、中継としての役割を持つ機器も設置をするよ。
このように入居者の生活導線上、例えばトイレや寝室の扉などにドアセンサー、よく過ごすリビング、必ず通る廊下あたりに人感センサーを設置しておくんだ。
そうすれば、入居者は普段通りに過ごすだけで、生活リズムをアプリを通じて知らせることができる。
監視されている印象がなく、プライバシーに配慮した見守りの形なんだ!
僕たちマモバイザーは、各機器の検知状況を受け取っているから、1日1回チェックした時に検知が確認できない場合は、異常がないか入居者やご家族の方に通知や連絡をさせてもらうって見守り内容だよ。
費用の半額補助が出る利用しやすい価格帯
2年間のレンタル契約になっていて、初期費用は11,000円(税込)、月額2,200円(税込)。
横浜市に申請して受理されれば、半額の補助が受けられるよ!
機器の設置やアプリの設定などは、全て僕たちがやるからスムーズに導入できるから安心してくれ!
ただ、インターネット回線は必須だから、もし環境が整っていなければ別途対応が必要になるね。
もちろん僕たちが物件の状況を確認して手配をする事も可能だ。
ここだけは居住者の判断が必要なところだね。
まとめ(と、お問い合わせ先)
ここまで読んでくれたみんな!ありがとう!
どうだった?セーフティネット住宅の制度や僕たちの見守りプランについて分ってもらえたかな?
もし、横浜市のセーフティネット住宅にお住まいの家族がいる方で、見守りに関して不安がある場合は、ぜひマモバイザーへ問合せしてくれ!