高齢者向け見守りセンサーの種類|機能や感知方法や選び方を解説!

「遠方に住む親の様子が心配」とお考えの方には、見守りセンサーの設置がおすすめです。

見守りセンサーには様々な種類があり、特徴や働きは多種多様です。
共通して言えるのがプライバシーに配慮した見守りができるという点です。

この記事では高齢者向け見守りセンサーの機能や選び方、種類を紹介します。

ぜひこの記事を読み、ご家庭に合った見守りセンサーを導入しましょう。

高齢者向け見守りセンサーの機能

見守りセンサーとは、家に設置されたセンサーが音や光、赤外線、超音波を通じて高齢者の様子を逐一キャッチし、その情報がスマホやパソコンから遠隔で確認できるものです。

似たような機能のものに、見守りカメラが挙げられます。
見守りカメラの場合は常に映像で被撮影者の様子が確認できますが、撮影されている側からすると「監視されている」気持ちになり、かえってストレスになることもあります。

その点、見守りセンサーであれば「監視されている」という感覚を与えづらく、異常発生時のみ通知がくる設定もできるため、見守る側の負担も少なくて済みます。

高齢者向け見守りセンサーの選び方

見守りセンサーを選ぶ際のポイントは下記の通りです。

・種類と機能
・設置場所
・費用

それぞれのメーカーによって、上記のポイントは異なります。
次の項目で種類別に見ていきましょう。

高齢者向け見守りセンサーの種類

高齢者向けの見守りセンサーは多種多様ですが、ここでは主要な4種類の見守りセンサーを紹介します。

機能、設置方法、設置場所、インターネット回線の要否なども併せてご紹介します。

ドアセンサーと人感センサー

まず紹介するのは、ご自宅の生活導線上に設置して見守りができるドアセンサーや人感センサーです。

マグネットやマットなどさまざまなタイプのものがあり、用途や家庭の広さ等に合わせて導入しやすいという特徴があります。

また以下のような特徴を持つ製品もあるため、高齢者の見守りに最適と言えます。

● 人を感知すると音や光で知らせる
● 一定の距離ができた際にアラームが鳴る
● 異常があった際にスマホに連絡が届く

ドアセンサーは開閉センサーとも呼ばれ、ドアの開閉を検知するセンサーです。
トイレの扉や寝室の扉など、日常生活を送る上で必ず開け閉めが発生する場所に設置をし、生活リズムを把握するものです。
また、アプリで緊急モードに設定できるものもあり、寝ている時間帯や外出時に時間を設定することで、その時間内の検知を異常ありと判断してくれます。
このように、防犯の役割も果たしてくれます。

人感センサーは温度センサーなどの一定範囲内の動体検知をするものです。
リビングや廊下などの日常生活を送る上で必ず通る場所に設置することで、生活リズムが把握できます。

注意点としては、両者ともインターネット回線が必要な場合が多い、ということが挙げられます。
また、取付は対応してもらえるのか、それとも自身で行う必要があるかの確認は必ず必要です。

家電製品に付随した見守りセンサー

次に紹介するのは、冷蔵庫や電気ポットなど、高齢者が日常使う家電製品に備え付けられている見守りセンサーです。

冷蔵庫の開閉状況や、電気ポットの使用状況をスマホですぐに把握できるため、遠方に住んでいる高齢者を見守るのに役立ちます。

高齢者のライフスタイルに合った家電を選び、使用状況を含めて見守れるメリットがあります。
最近では、電池自体に機能がついているものも存在します。

(例)電球

電球に見守りセンサーが備え付けられているものも存在します。
玄関やキッチン、寝室、トイレなどにセンサー付きの電球を設置し、長時間の点灯などの異常を検知すると、家族に連絡が届くシステムです。

電球を取り替えるだけで設置できるため、簡単な上に自宅の様々な箇所に導入しやすいメリットがあります。

おまけに高齢者にとっても監視されている感覚に陥りにくく、プライバシーが守られてストレスを受けにくいセンサーだと言えるでしょう。

また、センサーに異常が発生した時のための駆け付けサービスもあります。

ガス・電力による見守りセンサー

ガスや電力など、インフラの使用状況から、高齢者を見守るセンサーも便利です。
インフラ会社によっては、電気やガス使用量が普段と異なる場合、家族に連絡するサービスを提供している会社もあります。

普段と違う使用量が必ずしも異変につながるとは限りませんが、目安の一つには十分となるでしょう。

また、別途特別な機器を設置しなくても良いのが嬉しいポイントです。

ただし電力会社やガス会社によってサービス内容や対応範囲が異なるため、あらかじめ近くのインフラ会社ではどのようなサービスが展開されているかを確認しましょう。

認知症の見守りにおすすめ製品

高齢者向け見守りセンサーに関して基礎的なイメージがついたかと思います。

認知症の方の見守りとしても使え、高齢者向けの見守り製品として実際におすすめの製品についても紹介していきます。

下の記事で、認知症の方の見守りでおすすめの製品について解説していますので確認してみてください。

認知症の見守りにはIoTが便利!おすすめ機器5つを紹介

高齢者向け見守りセンサーは細かい点を比較して選ぼう

ここまで高齢者向け見守りセンサーの種類を紹介しました。

導入を検討する上での参考になりましたでしょうか。

高齢者向けの見守りセンサーには、異常が発生することもあるため、何かあった際に駆け付けてくれるサービスがおすすめです。

マモバイザーでは、ご家庭にあったオーダーメイドの防犯対策が行えるほか、駆け付けサービスもプランによって備わっています。

今回お伝えしたように、見守りセンサーにはさまざまな種類があるため、用途や目的、高齢者のライフスタイルに合わせ、適切なものを選びましょう。

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