高齢者や子供、ペットの様子を、外出先や遠方からでも映像で確認できる見守りカメラ。
インターネットに接続できていれば、映像を見るだけでなく、撮影や双方向の通話ができるタイプもあります。
価格も性能によって、3000円~数万円まで様々なものがあり、自分の目的に合わせてカメラを選べるのがポイントです。
今回は、見守りカメラの特徴と種類をまとめました。
ぜひ、購入の際には参考にしてみてください。
Contents
遠隔で映像が見れる見守りカメラ
見守りカメラは、ネットワークカメラとも呼ばれ、インターネットに接続していれば、映像をスマホ・PC・タブレットなどで見ることができます。
目的に合わせて小型のものであったり、音や人感センサーがついていたり、双方向で会話ができるものなど様々な種類があります。
見守りカメラの活用事例
次に見守りカメラが実際に活用されている例を紹介していきます。
子どもの見守り
子どもが留守番をしている時、その様子を外出先からも確認したいという保護者の方々にとって、見守りカメラは非常に便利なアイテムです。
子どもが言いつけを守って勉強しているか、火元の近くで遊んでいないかなど、子どもの様子を見守るだけでなく、危険なことをしそうになったときにすぐに対応できる助けとなってくれます。
ペットの見守り
自分が外出しているときのペットの様子を知りたい、という方にも見守りカメラは活用されています。
飼い主のいない間に体調を崩しているような素振りを見せたり、人間の食べ物に手を出しそうになっていたりする場合など、様々な状況下においてペットの状態を迅速に把握できます。
会話ができるタイプのものを使用すれば、飼い主側から声をかけ、ペットの反応を見ることで状態を知れる点も魅力です。
離れて住む家族の見守り
離れて住む高齢の家族の様子が心配だけれど、なかなか会いにいく時間がないという方にとって見守りカメラは重宝されます。
元気に過ごせているか、様子を確認できたり、会話をして近況を報告し合えたりもします。
遠隔見守りカメラを選ぶときのポイント
遠隔で使える見守りカメラは、まず、性能・設置しやすさ・価格で選ぶのがポイントです。
性能
利用用途に、合わせて、必要な性能を選びます。
例えば、防犯のための暗闇でも見える暗視モードや高齢者の生活音や動作に反応したときだけ撮影できるセンサー、スピーカーが内蔵され声をかけられる音声入出力機能、スマホ、PCから遠隔操作して左右上下に首振りができたり、ズーム機能を備わっていたりするものもあります。
設置しやすさ
家庭のネット環境によって、有線タイプか無線タイプか設置しやすい方を選びましょう。
また、映像の送り先であるスマホやPC、タブレットについても、アプリを入れればすぐ使えるのか、それとも細かい設定が必要なのか、受信する側の設定についても確認しておくとスピーディに設置できます。
設置場所が天井や壁の場合は、合わせて取付器具についても調べておきましょう。
価格
見守りカメラといっても数千円のお手頃な価格から数万円する高画質・多機能のものまで、価格に幅があります。
なんとなく価格が高いものがいいかもと選ぶと、本来必要な機能がなかったり、使いきれない余計な機能があったりすることもあるので注意が必要です。
機能別のおすすめ遠隔見守りカメラ6選
次に、
・子どもの見守り
・ペットの見守り
・高齢者の見守り
のそれぞれ三つの用途に適している見守りカメラを紹介します。
子どもの見守り
子供の見守り用に使われるカメラは、暗所での画質の良さと物音を出さないことが求められます。
おすすめのカメラは以下の二種類です。
TP-Link「Tapo C100」2,850円
3,000円台のカメラでありながら、視聴だけでなく、動きを検知する動体検知機能、夜間でも視聴可能な暗視モードを備えています。
暗所でもクリアに映り、且つ物音もしないため、眠っている赤ちゃんを起こすことなく見守ることができます。
カメラを通しての声掛けも可能なのもポイント。
パナソニック「KX-HC705-W」15,268円
赤ちゃんの見守りに特化したカメラです。
暗所では赤外線センサーが機能し、赤ちゃんの様子を鮮明に映し出すことができます。
心音や波の音など、赤ちゃんをリラックスさせる5種類のおやすみ音と子守唄が搭載されており、泣き出した瞬間に音が再生される機能もあります。
赤ちゃんの安眠を一番に考えたカメラです。
ペットの見守り
飼い主の留守中も家の中を動き回るペットの見守りに適したカメラを紹介します。
TP-Link「Tapo C200」4,190円
水平方向は360度に、垂直方向は114度という可動域を持ち、あらゆる角度を見渡せます。
ナイトビジョン機能を持つため暗所での画質も問題なく、常にペットの様子を鮮明に確認できるでしょう。
パナソニック「KX-HDN215-K」21,136円
動作・音・室温などの変化をスマホにお知らせする機能を備え、自動追尾機能も搭載しています。
追尾機能でペットの動きを追えるだけでなく、室内がペットにとって過ごしやすい温度か、睡眠を妨げるような音がないかまで確認できます。
高齢者の見守り
遠方に住む高齢者を見守るのに適したカメラを紹介します。
IO DATA 「Qwatch TS-NS110W」9,945円
マイクとスピーカーが内蔵されているため、遠隔地からスマホを用いて声掛けができます。
対象の動きを検知する機能も備えられているため、家での様子を確認でき、万一異変が生じた場合はすぐに連絡を取れます。
Arlo Ultra 「VMC5040-100APS」37,891円
屋外・屋内など場所を問わず設置が可能です。
ズーム機能と追尾機能が優れているため、高齢者の方の動きも的確に追えます。
音声通話機能にもノイズキャンセリングが搭載されているため、会話の音質がクリアな点も魅力です。
使う目的に合わせて遠隔見守りカメラを選ぶ
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで見守りカメラの選び方についてご理解いただけたと思います。見守りカメラは、種類が豊富ですから自分に合ったカメラを選ぶのが難しいかもしれません。
ついつい価格で決めてしまいそうになりますが、カメラの利用目的をしっかりと決めて、必要な性能・設置のしやすさ・費用と相談して選ぶようにしましょう。
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